本格的に寒くなってまいりました。
コートやニットなど、しっかりめの冬の装いの出番です。

それらをたんすの奥から引っ張り出す。
着る。
鏡を見る。
似合わない。
去年まで着ていた服が似合わない。

それは服が古びたのではなく
私が古びたからだと気付くのに3分ほど時を要しました。


あるインターネットの調査で、30代の女性に
「オバサンぽさが表れるのはどこ?」と聞いたところ
「ファッションセンス」と答えた人が最も多かったとか。
身だしなみに気を使わない、という意味と
“若者同様の装いが余計年齢を感じさせる”の
2つがあると解釈しています。
鏡の中の私は後者。


へたすると20代から着ているニットやスカートが
あります。それらはまだまだ自分の役割を果たそうと
してくれているのですが、それを着こなす力が
もはや私にはない・・・。


「あの頃は・・・」と昔話に花を咲かせることが多くなりました。
若さとやらもまぶしく感じられます。
でも今の私は「マネープリーズ!」
冬アイテムを増やすことが先決です。


某ラジオ局の某番組を聞いていた時のこと。

「ミキもよろこんでいました。」
「白無垢のミキはとても美しかった。」
「ミキは・・・ミキが・・・ミキも・・・。」

どうやら新婚の男性が嫁自慢をしているらしい。
通常、殿方が私の名前を呼び捨てする場合
ぬきさしならぬ仲であることが多い。
名も知らぬ方が、公共の電波で、
私の名“ミキ”を連呼している。ほめている。
自分について語っているわけではないのですが
うっかり勘違いしてしまいそうになる・・・。


それを思えば、時の大臣と同じ名字を
持つ方たちは大変です。
ほぼ毎日のように自分の名前がニュースで
呼ばれます。新聞に載ります。
そのたびにドキリとさせられます。



大洋ホエールズ監督・関根潤三


人生で初めてドキリの洗礼を受けたのがこの方でした。
もちろんその時の私のあだ名は“じゅんぞう”。
同じ名字を持つ従弟もそう呼ばれていたことだけが
救いでした。