私が密かに「安い犬」と呼んでいる犬がいます。

その子は近所の飼い犬で雑種です。
おそらくペットショップで高い金払って
購入されたのではないことから
そう私は呼んでいます。

安い犬は365日、雨の日も風の日も雪の日も
外の犬小屋にいます。
環境に対応するため、この時期になると
毛が長くなります。

そろそろ寒い冬がやってきます。
それでも安い犬は外にいることでしょう。
胸が痛みます。
でも、昔の犬はみんなそうだった。
番犬としての任務を果たすため
外でにらみをきかす。それが飼い犬。


安い犬のかたわらを散歩中の犬が通ります。
その犬はチワワ。ニットのお洋服を着ています。
チワワのママ(セレブ犬の飼い主は概して自分を
こう呼ぶ)は得意げです。

私は安い犬を不憫に思いました。
そこで安い犬に声をかけました。
名前を知らないので「安い犬」と。

無視です。
私と目線すら合わせません。
彼なりのプライドです。
断じで自分は安くないという自負。

私は安い犬から「もののふ」を
学んだような気がします。
がんばれ!安い犬!


他のパーソナリティーの皆さまのように
ステキな日常を綴ろうと思いパソコンに
向かいましたが、私の日常はこんなものです。
次回はステキ満載でお届けできればと思っています。